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地方選挙が激戦の様子。
僕の住む地元国分寺も与党、野党、無所属がたくさんの候補をたてて乱戦模様l。
駅前での宣伝もにぎやかだ。
こういう情景をうるさいなあと受け取る風潮はいつ頃なのか。国政選挙に比べて投票率は芳しくない。
尊敬する憲法研究者奥平康弘先生(故人)は選挙期間、それ以前の公職選挙法の自由の規制をめぐり、ずいぶんたくさんの意見書や論文を書かれ、この時こそ人々の政治的関心が高まり自由が確保されなければならないと言っておられた。
では何を考えて国政ではないこの地方選挙に臨むのか。
何人か知り合いを訪ねたり電話をしたりして僕からというより相手の方の反応がいつもと違うことが心に刻まれた。
通りで行き交うときに冗談や冷やかしが多かった知り合いが、上がってくださいと勧めてくださった。
「梓澤さん。あなたがいうことはわかった。しかし野党にも言いたいことがある。日本にもミサイルが飛んでくるかもしれない。ウクライナのようにされるかもしれない。そういうご時勢じゃないか。それなのに野党も市民運動も何をいっているのか。どう行動しているのか。見えない。聞こえない」
「いやもっと言いたいことがある。梓澤さん。あなたはどうしているのか。あなたも今までと同じようにしていませんか。まず旗をふって今までと違う状況になっているのだから、いままでとは大いに異なる何かアクションをやらなければだめでしょう。」と詰められた。
これには参った。中学時代からの知人にこの体験を話した。
この先どうするかは続編で書きます。